信用取引は怖い
株(ネットでのトレードが主流となっていますね)の信用取引ときくと、一般的にはなんだか「怖い」と言ったイメージが強いんですね。現物株(昔からある投資法の一つですね。
バブルの頃にはブームにもなりました)で取引を行っている場合、自分の資産以上の投資は行う事が出来ないのです。けれど、信用取引では、証券会社に担保として委託保証金を預ける事で、その保証金の約3倍までの株(きちんと仕組みを学んでから投資しないと、資産がマイナスになってしまいます)投資を行う事が出来ます。FXで言う、レバレッジが利用出来ると言う事ですね。
信用取引にはメリット(日本語では利点で、反対語はデメリットです)があり、このレバレッジを利用する事で現物取引ではえられない程の大きな利益が期待出来ます。また、信用売り、つまり、空売りする事ができる為、相場が下降トレンドだとしても売りから入る事で、利益を得るチャンス(日本語に訳すと好機ですが、チャンスという言い方の方が一般的ですね)ができると思います。そう考えると、信用取引って便利だと思われるかもしれませんね。
もちろん、デ利点もあります。大きな利益を得る可能性があると言う事は、大きな損をしてしまう可能性も同様にあるという事になります。保証金の約3倍の投資を行っていれば、損失も保証金の3倍ということになりますね。保証金では損失をカバー出来ない場合には、追加で証券会社(岡三証券や東海東京証券などがネットに強い証券だといわれているようです)に入金しなければならなくなるでしょう。
これが、追証です。また、空売りしている場合の損失は3倍では済まなくなるケースもあります。売りから入った途端に、トレンドが反転し、そのまま株価(その日の最初の価格を始値・はじめね、最後の価格を終値・おわりねといいます。今日の終値は○○円なんて、よくニュースでいいますよね)が急騰してしまったら?株価(その日の最初の価格を始値・はじめね、最後の価格を終値・おわりねといいます。今日の終値は○○円なんて、よくニュースでいいますよね)が数倍になる事は、特に珍しいことではありません。レバレッジを利用している場合の損失額は、想像もしたくないでしょう。これが、信用取引は怖い、といわれている所以かもしれませんね。